「外構工事を安くしたい」
このようにお考えの方は多いでしょう。
外構工事の相場は、50万円から100万円前後と決して安くありません。
また、100万円から300万前後で工事を行う方も少なくありません。
そのため、今回は外構工事で安くする方法をご紹介します。

□外構工事で安くする方法と後悔しない外構の選び方をご紹介！

まずは、外構工事で安くする方法を4つご紹介します。

1つ目は、シンプルなデザインにすることです。
外構工事では、複雑なデザインにするほど費用がかさんでしまいます。
デザインが複雑になるにつれて時間や人手が必要だったり、材料費がかかったりするため、注意しましょう。

2つ目は、必要な工事だけに絞ることです。
外構工事を行う前に工事内容を見直しましょう。
はじめに不要なオプションまで取り付けている可能性があります。
駐車場のカーポートを後から設置したり、必要なフェンスの設置を必要最低限にしたりすることで費用を抑えられるでしょう。

3つ目は、できる限りDIYをすることです。
施工会社が行うような高度な工事は難しいでしょう。
しかし、素人でも簡単な工事はできる可能性があります。
表札やポストは自分でもDIYで作ることができるでしょう。

外構工事では、材料費に加えて人件費などの諸費用がかかってしまうため、注意しましょう。

次に、後悔しない外構の選び方を3つご紹介します。

1つ目は、ライフスタイルに合うデザインにすることです。
ライフスタイルは、家族構成や地域によって大きく変化します。
子どもがいる家庭では、子どもが遊べる庭が必要でしょう。
また、駐車場が必要な方もいらっしゃるでしょう。

ライフスタイルによって必要な外構工事も変わるため、ライフスタイルに合わせたデザインを選ぶことが大切です。

2つ目は、目的から選ぶことです。
目的をはっきりすることで何を重視するかを決定できます。
外構で防犯を重視したい方には、クローズ外構がおすすめです。
周りが塀に囲まれているため、不審者の侵入を防止できるでしょう。

費用を安く抑えたい方には、オープン外構がおすすめです。
塀を設置しないため、費用を安く抑えられるでしょう。

3つ目は、保証がしっかりしている業者を選ぶことです。
施工会社によって保証内容が異なります。
外構工事の会社が設けている保障は2種類あります。
1つ目は、製品に関する保証です。
製品に関する保証はどの会社にも付いています。

2つ目は、施工に関する保証です。
施工保証会社によってそれぞれ内容が異なります。
施工したものに不具合があった場合、無料点検が付いていたり、何年間の修繕保証が付いていたり、損害保険のみという場合もあります。
後悔しないためにも、どのような保証を設けているのかを必ず確認しましょう。

□外構を安くする際に覚えておくべきことをご紹介！

今回は、外構を安くする際に覚えておくべきことを3つご紹介します。

1つ目は、外構工事は1度に必ず行う必要がないことです。
外構工事は新築後に1回の工事で全て行う必要はありません。
工事を2、3期に分ける方法もあります。
外構会社との最初の打ち合わせで工事を2、3期に分けたいと伝えることでその方向性で提案してもらえます。
1期で必要最低限の外構を行い、数年後にお金を貯めてから2期の工事依頼をするだけで済みます。
安さだけに注目して失敗するよりも良いでしょう。

2つ目は、後々に自分たちでできる負担が少ないDIYポイントについてです。
外構の工事は自分たちでできるDIYポイントがあります。
門柱や庭、ウッドデッキ、駐車場コンクリート、アプローチなどさまざまです。
自分たちでDIYすることで外構を安くできますが、想像以上に負担が大きい作業の場合、夫婦共働きの方は、かなり後悔してしまうでしょう。

DIYではおしゃれ感を失ってしまう可能性も大きくなってしまうため、注意しましょう。
防草シートや玉砂利は自分で購入し、敷き詰めても良いでしょう。

3つ目は、メンテナンスのことを踏まえてトータルコストを抑えることです。
外構では、初期投資だけに注目してしまうと、大きな失敗につながってしまいます。
外構の各建材は常に雨にさらされてしまうため、建物の建材よりずっと劣化が早いでしょう。
そのため、しっかりと建築会社に各建材の交換時期を確認しつつ、なるべくメンテナンスフリーで強度の高いものを使うように心がけましょう。

特に、塗り壁や木製素材には寿命が短いものが多く、安価すぎる建材もリスクが高い可能性があるため、注意しましょう。
反対に高額な建材で多少もろい素材は、交換時の費用が高くなるため注意が必要です。

□まとめ

今回は、外構工事で安くする方法をご紹介させていただきました。
外構工事では、必要な工事に絞ったり、シンプルなデザインにしたりすることで費用を抑えられます。
皆さんもこの記事を参考に外構工事を安く抑えてみてはいかがでしょうか。