皆さんは外構工事にどのくらいの期間がかかるのかご存知でしょうか。
外構工事は、工事場所によってかかる期間は異なります。
今回は、箇所別に工事期間をご紹介します。
□外構工事の流れについて
今回は、外構工事の流れを7つの手順に分けてご紹介します。
1つ目の手順は、お問い合わせです。
ホームページから資料を請求したり、電話で問い合わせしたりします。
直接店舗へ訪れる場合は、あらかじめ日程の予約をしておきましょう。
予約しておくことで担当者が不在になってしまうケースを避けられます。
2つ目の手順は、ヒアリングです。
ヒアリングは、一般的に1、2時間かかります。
店舗に来店したり、専門家が自宅へお伺いしたりしてご希望や悩み事をお聞きします。
始めは具体的な完成イメージができていなくても問題ありません。
専門家の方から日常生活や趣味嗜好などについて質問されます。
そして、プロの目線で本当に求めていることへ導いてくれます。
この時に準備しておくと良い資料が4つあります。
1つ目は、敷地図です。
敷地の大きさを示す寸法が表示してあります。
2つ目は、建物配置図です。
敷地の中に建物がどの位置にあるかの寸法が表示してあります。
3つ目は、建物平面図です。
各階の部屋の位置関係や建物の大きさが表示されています。
4つ目は、建物立面図です。
建物を東西南北から見た図面です。
以上4点の図面を業者に見せながら打合せをするとスムーズに話し合いが進むでしょう。
3つ目の手順は、プラン・見積りの提出です。
2週間ごとの打合せペースと考えると、プラン・見積り打合せにかかる期間は2か月程度が目安です。
プランは、基本的に平面図で提案されます。
しかし、平面図だけではイメージしづらい場合、パースと言われる3Dで作成した絵も使用します。
5つ目の手順は、契約です。
一般的に契約では1時間程度かかります。
プランの内容と見積り内容に問題がなければ契約の段階に入ります。
契約とは、書面により請負契約書を交わすことです。
外構工事が始まる時期と完了する時期、お支払方法と時期などを記載します。
6つ目の手順は、工事着工です。
契約から工事開始までの期間は、季節、役所への申請の有無、材料納期などによって異なります。
しかし、1ヶ月程度が目安と言えるでしょう。
そして、工事が開始されるまでにどのような流れで進んでいくのかをあらかじめ確認しましょう。
7つ目の手順は、引き渡しです。
工事着工が完了した後、各種書面を通して引き渡しを行います。
□箇所別に外構工事にかかる期間について
今回は、外構工事にかかる期間を6つの工程に分けてご紹介します。
1つ目は、基礎工事です。
基礎工事とは、土木作業やコンクリートを打ち込んだりする工事のことです。
基礎工事は、土木工事と土間コンクリート工事の2つに分類されています。
まずは、土木工事についてです。
土木工事とは、重機を使用して無駄な土砂を取り除く工事です。
複雑な土木工事には時間がかかりますが、ほとんどの土木工事は半日から1日程度です。
次に、土間コンクリート工事についてです。
土間コンクリート工事とは、駐車スペースや玄関へのアプローチ部分などに、コンクリートを流し込む工事です。
基本的には、3日から6日程度かかります。
冬場になるとコンクリートが渇きにくくなるため、さらに日数がかかるでしょう。
2つ目は、コンクリートブロック塀です。
コンクリートが乾くまでにある程度の時間がかかります。
3日から4日程度は日にちが必要です。
ブロック塀の高さが高い場合、より長くかかり、低い場合には短い期間で完成するでしょう。
3つ目は、フェンスです。
フェンスは、駐車場と住宅部分を分けるために使ったり、ブロック塀の代わりに住宅を覆ったりします。
フェンスの設置期間は2日から3日程度です。
しかし、使用するフェンスの素材によっても大きく期間が異なります。
デザインが複雑であれば、日にちは長くかかるでしょう。
4つ目は、門戸や門柱です。
門戸や門柱は、既成の製品をただ取り付けるだけのケースがほとんどです。
そのため、1日もあれば設置できます。
しかし、特殊な素材やデザインの場合、2日以上かかるケースもあります。
5つ目は、カーポートです。
カーポートの設置は1日から5日の期間がかかります。
簡易的に取り付けられるタイプもありますが、しっかりと強度を持って設置されているかを確認する必要があります。
6つ目は、植栽です。
植栽を行う方は年々減ってきているため、工事をしてくれる会社を探しにくい傾向にあります。
工事期間は1日程度と言えるでしょう。
□外構の工期が遅れる理由とは
今回は、外構の工期が遅れる理由を3つご紹介します。
1つ目は、天候不良です。
施工内容によっては雨が降れば進めません。
そのため、工期が遅れてしまう傾向にあります。
特に、台風の時期や梅雨時になると、雨風の日が多くなってしまいます。
2つ目は、資材の遅れです。
打ち合わせの期間が伸びてしまうと、資材の準備が遅れてしまいます。
場合によっては特殊な材料を受注しなければいけません。
そして、資材が準備できるまでに数ヶ月かかってしまうケースも少なくありません。
3つ目は、近隣トラブルです。
工事をする場合、大きな音を発することが多いでしょう。
そして、工事内容によっては長い時間を要してしまいます。
工事前にしっかり近隣との関係性が作れていない場合、大きなトラブルのもとになってしまいます。
また、騒音だけではなく衛生面やマナー、業者の車を停める場所など問題は多岐に渡ります。
□まとめ
今回は、箇所別に工事期間をご紹介させていただきました。
この記事を参考にしていただけると幸いです。
何かお困りのことがありましたら当社にご相談ください。