エクステリアをお考えの方で、サンルームの設置を検討している方にお伝えしたいことがあります。
サンルームには様々な種類があってそれぞれ費用が大きく異なるため、事前にしっかりと調べておくことが大切です。
そこで今回は、サンルームのメリットや設置にかかるコストについて詳しく紹介します。
□サンルームにかかるコストを種類別に紹介します!
サンルームは形状やサイズなどによって様々に分類できます。
一般的な家庭で広く見られるのが「テラス囲い」と呼ばれるサンルームで、洗濯物を干したり、ペットが遊んだりする場所として利用できます。
他にも、太陽光を浴びながら体のストレッチをしたり、趣味を楽しむスペースとしても利用できるでしょう。
サンルームは、雨風や砂ぼこりを気にしないで洗濯物を干せるという特徴がありおすすめです。
一般的にもよく見られる「テラス囲い」は、費用も割安で最低40万円ほどから増築できます。
「テラス囲い」よりも高級感があり、南国リゾート気分を味わえるサンルームが「ガーデンルーム」タイプです。
「テラス囲い」タイプとの違いとしては、外への出入り口に折戸が用いられていることが挙げられます。
出入り口が折戸であることで扉全体を開けられるため、自然との一体感や家の中では味わえない開放感を楽しめます。
さらに屋根の部分も透明にすることで、夜には家の中で満天の星空を見れるかもしれません。
ただしその分費用は「テラス囲い」よりも高く、200万円程度かかる可能性も十分にあります。
床の有無によっても費用は変化します。
床がついているサンルームのことを「床納まりタイプ」と言います。
このタイプの特徴は、リビングや部屋との段差がないことからスリッパのまま移動可能であり、部屋の延長として利用できるという点です。
例えば、洗濯物を干したり、趣味をゆっくりと楽しんだりできるスペースとして活用するのがおすすめです。
費用としては、床がある分他のタイプよりも少々高いため覚えておきましょう。
逆に床がないサンルームを「土間納まりタイプ」と言います。
こちらは、自転車を置いたり、ごみを一時的に溜めておいたりするのに向いており、幅広い使い道があります。
さらに床を設置する必要がない分、「床納まりタイプ」よりも費用は安いです。
ただし、サンルームを設置する場所が庭のように土がむき出しになっている場合は、タイルを敷き詰める費用がかかるため注意してください。
□サンルームを設置するメリットやデメリットについて紹介します!
通常のバルコニーやベランダにはない様々な特徴を持つサンルームには、様々なメリットやデメリットがあります。
1つ目のメリットとしては「日当たりの良さ」が挙げられます。
屋根を透明にする場合、扉と合わさって全面から太陽光が降り注ぎます。
そのため、家の中にいるのにも関わらず、他の部屋にはない開放感を味わえます。
2つ目は「雨の日にも家事ができること」が挙げられます。
屋根や扉があることで、雨風が強い日でもサンルームの中が濡れることはありません。
さらに、サンルームの特徴として気温が上がりやすいことがあるため、洗濯物が乾きやすいです。
この特徴を活かして、観葉植物を育てる方もいらっしゃるためおすすめです。
3つ目は「光熱費の削減になること」が挙げられます
日光が差し込みやすいサンルームは暖かくなるのが早いため、部屋全体の暖房効率がよくなります。
そのため、光熱費があまりかからなくなるという仕組みです。
サンルームのデメリットとしては「季節によっては暖かくなり過ぎたり、寒くなり過ぎたりすること」です。
サンルームを南の方角に設置した場合、夏は暑すぎてその場にいられないほどです。
そのため、南向きにサンルームを設置する場合は、カーテンなどの暑さ対策を考えましょう。
逆にサンルームが南向きでない場合、隙間風なども合わさって冬はとても寒いため注意してください。
□サンルームを設置する上で重要なポイントについてご紹介!
1つ目は「使用用途をはっきり決めておくこと」です。
先ほども紹介した通り、洗濯物を干せたり・ペットの遊び場となったり、サンルームには様々な用途があります。
さらに、サンルームには様々なタイプがあるため、まずはサンルームを設置したい理由を明らかにしてから、目的に合ったタイプのサンルームを作りましょう。
2つ目は「プライバシーの確保」です。
サンルームを開放的にしようと透明ガラスを用いるほど、外から部屋の中が丸見えになります。
そこで、プライバシーを守るためにも、外からサンルームがどう見えるか考えるようにしましょう。
□まとめ
今回は、サンルームを設置するメリットやデメリットについて紹介しましたがいかがだったでしょうか。
サンルームを設置する際には、使用用途をはっきりとさせてから工事を開始しましょう。
サンルームの設置を検討している方は、この記事を参考にしていただけたら幸いです。