カーポート設置にかかる値段はいくら?費用の内訳も併せてご紹介!

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カーポート設置にかかる値段はいくら?費用の内訳も併せてご紹介!

一軒家で、車を持っているなら、雨から車を守るカーポートが欲しいところですよね。
しかし、種類が多く、どのタイプが自分の家に向いているかわからない方も多いと思います。
そこで今回は、カーポートを設置する費用を内訳とともに紹介します。
サイズで確認するべきポイントもここで確認しておきましょう。

□カーポートの本体価格と施工相場はどのくらい?

カーポートの総費用の相場は約15万円から40万円です。
この総費用は「本体価格」と「施工費用」の2つに分けられます。

カーポートの「本体価格」の相場は、約10万から約30万円です。
一方で、カーポートを設置したり、基礎工事を行ったりするための「施工費用」の相場は、約5万円から約10万円です。

まず、本体価格の相場がどのくらいなのかを紹介します。
本体価格の相場は駐車する車の台数によって異なります。

カーポートに置く車の台数が1台だと、10万円からカーポートを設置できます。
2台では20万円から、3台では40万円から設置できます。
置く車の数が増えれば増えるほど、価格も大きくなります。

また、カーポートのタイプやデザインでも相場は大きく異なってきます。
主にタイプは4つあります。

1つ目は「片側支持タイプ・後方支持タイプ」です。このタイプは、屋根を支える柱が一辺のみに設置されているため、スペースがない場合におすすめです。
特に都心などでスペースがない場合に適しているでしょう。

このタイプは、約10万円から40万円程度が相場で、比較的スタートの価格が低いため、カーポートにあまりお金をかけたくない方におすすめです。

このタイプは、耐久性については以下で紹介する「両側支持タイプ」より劣ってしまいますが、スタイリッシュですっきりした見た目が素敵です。
片側にしか柱がないので、車の乗り降りが簡単なのも利点の一つです。

2つ目は「両側支持タイプ」です。
このタイプは、屋根を支える柱が2辺に設置されています。

「片側支持タイプ・後方支持タイプ」より柱が多いため、強度が高いのが特徴です。
主に積雪が多い地域や強い風が吹く地域に適しています。
カーポートを立てるスペースが十分に持てそうな方は、こちらの「両側支持タイプ」も、強度が高いためおすすめです。

3つ目は「積雪対応タイプ」です。このタイプは、「両側支持タイプ」よりさらに積雪に対応できるようにしており、約30万円からが相場です。
このタイプは、柱の素材が通常のものと違いスチールであったり、柱の太さがより太かったりします。
さらに中には、柱の本数がより多いものもあります。

価格帯が高めになってしまいますが、雪国など毎年の積雪が多い場所では、「積雪対応タイプ」にしたほうが安心です。

他のタイプにして、雪の重みに耐えられず壊れてしまい、2個目を作るよりかは積雪に対応できるものを1つ設置するほうがよいでしょう。

4つ目は「デザイン性・機能性が高いタイプ」です。
このタイプはデザインが洗練され、カーポート以外の役割も果たすため、価格帯が高くなります。
例えば、カーポートとは別に車庫がついていたり、カーポートの上に登れたりするものがあります。
相場も、約40万円からと高価格帯です。

しかし、遊び心のあるデザイン性と機能性は、他の人と大きく差をつけます。
せっかく作るなら、カーポートにしかない価値を生み出したいと考える方にこのタイプはうってつけです。

□カーポート施工費用の内訳について

次に、カーポートの施工費用の詳細を見ていきます。
施工費用は主に、標準工事費と加工費用、特別工事費用に分かれています。

標準工事費は、基礎工事、カーポートの柱を立てる穴あけ、カーポートの組み立てなど、基本的な工事の費用を指します。
一台用のカーポートの設置費用の相場は約4万円で、2台用のカーポートの設置費用の相場は約7万円です。
基礎工事で出た土なども持って行ってくれるオプションをつけると、上記の料金にプラス5,000円かかります。

加工費用は、設置場所や用途に合わせてカーポートを加工する場合にかかります。
カーポートの屋根を設置場所に合わせて切る場合は、約6,000円かかります。
また、支柱を高くする場合には、約1万円かかります。

特別工事費用は、人感センサーなどその他のオプションを設置する費用です。
台風が多く上陸する地域は耐風圧強度の高いタイプにしたり、夜間の人通りが心配な地域は人感センサーを付けたりすることをおすすめします。
これらのオプションは、5万円ほど費用が掛かります。

このオプション以外には、屋根の材質を熱戦遮断FRP板に変更するオプションがあり、約10万円かかります。
そのほか、設置済みのカーポートの撤去費用、約3万円や、基礎も含めた撤去、約6万円がかかる場合があります。
標準工事費用以外の施工費用にどのくらいの予算を割くかをよく考えて、どのオプションをつけるか選びましょう。

□サイズで確認しておきたいポイントとは?

カーポートを設置するのに、値段以外にも確認しておきたいポイントがあります。
加工費用として屋根のカットや支柱の設置などの費用を省けるため、しっかり確認しておきましょう。

1つ目は、敷地のサイズです。
カーポートを購入する前に敷地のサイズをしっかり確認しましょう。

購入後に敷地が足りず、屋根をカットしてもらい、追加の費用を支払わなくてはいけない、ということがなくなります。
カーポートは、たとえ同じ台数、同じようなデザイン、同じくらいのサイズ間でも、少しずつサイズが異なります。
敷地のサイズを知ったうえで、判断するようにしましょう。

2つ目は、車のサイズです。
どのようにカーポートを使うかシチュエーションを想像しながら、サイズを測りましょう。
ただ車のサイズを測るだけでは、設置した後に後悔してしまう可能性があります。

例えば、雨の日にカーポートでトランクを開けようとしたら、車のサイズにぴったりなものを選んだばかりにトランクを開けられない場合があります。
車のサイズのぴったりではなく、余裕を持たせてサイズ感を把握しましょう。

3つ目は、将来を見据えたカーポートのサイズを選ぶことです。
将来、子どもが大きくなった場合に車を買い替えるかもしれないという可能性を考えておく必要があります。

車を買い替えたときに、カーポートに入らず、カーポートも変えてしまうと、余計に費用が掛かってしまいます。
多くの方ができることなら、長く使いたいと考えていらっしゃるでしょう。
そのためにも、将来のことを想定して購入することをおすすめします。

□まとめ

今回は、カーポートを設置する費用を内訳とともに紹介しました。
10年間ほど使い続けるカーポートですので、車と敷地のサイズ感をしっかり確認し、慎重にカーポートを選びましょう。
是非、カーポートで素敵な車ライフを楽しんでください。

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