ウッドデッキの塗装をお考えの方必見!塗料の種類や塗装の手順をご紹介!

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ウッドデッキの塗装をお考えの方必見!塗料の種類や塗装の手順をご紹介!

「家にウッドデッキがあるが、お手入れの仕方がわからない」、「どんな塗料を使えばいいのかわからない」という方もいらっしゃるでしょう。
今回は、ウッドデッキを塗装するのにどんな塗料を使えばいいのか、塗り方と一緒に紹介します。
是非参考にしてください。

□ウッドデッキの塗料の種類と選び方について

ウッドデッキの塗料は主に「浸透タイプ」と「造膜タイプ」の2つがあります。

浸透タイプは、表面に膜を作らないのが特徴です。
保護成分が木材に浸透するので、内側から効果を発揮し、木材を守ってくれます。
特に、浸透タイプの仕上がりは木目が残るので、風合いや手触りを大切にしたい人におすすめです。
ウッドデッキに傷が少ない、または、ウッドデッキが比較的新しい場合に適しています。

耐久性に関しては、浸透タイプは塗膜の割れや剥がれがないため、再塗装時の下処理が比較的楽です。
しかし、効果持続のために定期的なメンテナンスが必要になるのが欠点です。

造膜タイプは、表面に膜を作るのが特徴です。
そのため、雨などの腐食の外的要因から木材を守ります。
しかし、ひび割れが発生した場合、そのひび割れから水が内部に侵入する恐れがあります。

仕上がりは、木目は隠れ、ペンキを塗ったような見た目になるため、劣化した木材や傷や汚れがついている木材におすすめです。
そのため、ウッドデッキを設置してしばらくたっている場合や、ウッドデッキの傷が目立つ場合におすすめの塗料の種類です。

耐久性に関しては、表面の保護性能が高いものの、割れや剥がれが発生すると弱くなってしまうため、定期的なメンテナンスが必要です。

そして、この「浸透タイプ」と「造膜タイプ」の2つにはそれぞれ「水性」と「油性」があります。

油性のタイプは、主成分が油でできており、塗料を薄めて使用する場合にはシンナーを使用します。耐久性が高いという利点がある一方で、臭いのきつさや安全性が欠点として挙げられます。

一方、水性のタイプは、主成分が水でできているため、臭いが少ないのが特徴です。
油性と違い、成分が比較的安全なため、小さなお子様がいるご家庭にはうってつけの塗料です。
「浸透」にするか「造膜」にするか、「水性」にするか「油性」にするか、をご自身の必要な場合に合わせて選択してください。

そして、注意点が1点あります。
水と油では成分が違い、反発しあうため、2回目の塗り替えの場合は前回と同じ塗料を選ぶようにしてください。
前回の塗装から時間がたっており、塗装が残っていない場合には2回目以降も違った塗料を使っても大丈夫です。

□ウッドデッキを塗装する手順とは

ウッドデッキを塗装する段階は6つあります。
天気が良ければ3日から4日ほどで終わります。

第1段階目はウッドデッキの洗浄です。
最初に水拭きして汚れを落としてください。
高圧洗浄機を使用すると早く終えられますが、木を傷つけてしまう可能性があるので、気を付けて行いましょう。
洗浄後は完全に乾かしてください。
おおよそ半日から1日ほど時間を空けることを推奨します。

第2段階目は、下地処理です。
木が乾いた後にサンドペーパーなどで下地を滑らかに整えてください。
痛みが少ない木には240番から320番の細かいものを、木材が痛み荒くなっている木は80から90番の荒いものを使ってください。

第3段階目は、養生テープを張ってください。
次の段階で塗料を塗るため、その塗料が窓サッシや外壁などにつかないようにするために行います。
細かい部分にはマスキングテープなどを使うと、きれいに貼れるため、おすすめです。

第4段階目は、一回目の塗装である、下塗りです。
塗料をよく振って塗料をよく混ぜ、上から下へ塗っていきましょう。
刷毛を使って細かいところを塗装し、次にそれ以外のところをローラーで一気に塗ると、早く丁寧にできます。

第5段階目は、上塗りです。
第4段階目の下塗りが完全に乾いた後に行います。
塗り方は、第4段階目と変わりはありません。
細かいところを、刷毛を使って塗り、大きいところをローラーなどで一気に塗りましょう。

第6段階目は後片付けです。
塗料がついた刷毛などは乾く前に水で洗ってください。
油性の場合は、ペンキ薄め液で洗うようにしてください。

塗料が余った場合は、しっかり蓋をして日に当たらないよう保存し、破棄する際は、廃企業者に連絡して引き取ってもらいましょう。

□塗装するタイミングとは?

塗装するタイミングは、色あせ、コケやカビの繁殖、塗膜の剥がれなどの劣化症状が見られるタイミングです。
塗膜の剥がれは、そこからコケやカビの繁殖につながるため、早い段階で行うことをおすすめします。
コケやカビが繁殖してからでは、最初の段階の洗浄が大変になってしまうため、後々楽するためにも早めのタイミングはかなり良いでしょう。

□まとめ

今回はウッドデッキの塗料の種類と塗り方を紹介しました。
塗料の種類は、ご家庭のパターンに合わせて選んでください。
塗るのも簡単で、1週間もかからずにできます。
皆様のご家庭のウッドデッキの劣化状況から判断して、塗ってください。

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