外構工事を行う予定がある方はいらっしゃいますか。
外構工事を成功させるためには手順をしっかりと把握し、コツを把握しておく必要があります。
そこで今回は、外構工事の流れと外構工事の基礎、外構工事を成功させるためのコツについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
□外構工事の流れとは?
まず、外構工事の流れについて解説します。
外構工事の流れ自体は特に複雑ではありません。
最初に見積もりの依頼をします。
外構工事の見積もりを依頼すると、基礎工事、設置費、設計料、諸経費を記した見積書が業者から提示されるので、それをもとに工事を依頼します。
見積書が完成し、納得が出来たら、工事に入ります。
新築で建てる場合には、足場が撤去された時点で工事を始められる場合があります。
早く完成させるためにも建物の建設と外構工事を同時進行させると良いでしょう。
工事の手順は次の通りです。
まず、土工事とメッシュ筋を敷きこみます。
土工事では、不要な土を払って、下地を作ります。
コンクリートを打設しやすくするために砕石を敷いて、その上を転圧機で踏みつけます。
コンクリートをつなげるために配筋を設置したら、下地が完成します。
次にコンクリート打設を行います。
外構工事では車が乗っても耐えられるように強度の高いコンクリートを貼る必要があります。
そのままではムラができてしまうので、コテを使用して滑らかに仕上げて打設は完了です。
最後に建物の色や雰囲気に合わせて、材質や色を考え、施工を行ったら完成です。
引き渡し後のメンテナンスは基本的に自身で行うことになるので、しっかりと管理するようにしましょう。
□土間打ちとは?
外構工事でよく耳にする土間打ちとは、床面に施工する平坦なコンクリートのことを指します。
外構工事では定番の工事ですが、最近では家の中などにも土間打ちを適用される方も多くいらっしゃいます。
少し冷たい印象になるのが特徴で、機能面やデザイン的にも人気のある施工です。
土間打ちにはさまざまなメリットがあります。
1つ目は、耐久性が高いことです。
駐車スペースの外構工事に用いられる手法なので、耐久性が高いです。
2つ目は、地面を完全にコンクリートで固める手法なので、雑草が生える心配がなく、汚れた場合は直接水を流すことによって掃除ができることです。
また、将来的にバリアフリーを考えている方も緩やかな傾斜にすることでスロープとしても利用できます。
3つ目は、機能性だけでなく、デザイン性も十分に確保されていることです。
土間打ちはデザインもしっかりしているので、おしゃれな雰囲気を出しつつ、実用性も確保できます。
細い目地を設けて、芝生や植栽、煉瓦などを敷くことによってオリジナルな雰囲気を実現できるでしょう。
ただし、土間打ちだけで床を作ってしまうと殺風景な雰囲気になるので、注意が必要です。
□外構工事を成功させるコツとは?
満足いかないことも多い外構工事ですが、コツを押さえることによって満足する可能性を高められます。
ここではそのコツについて解説します。
1つ目は、家のデザインとトータルコーディネートすることです。
外構工事を成功させるためには、外構工事を外構工事だけで考えるのではなく、住宅全体の雰囲気を調和させる、つまりトータルコーディネートを意識する必要があるのです。
住宅がシックでスタイリッシュな雰囲気なのに、外構工事に派手な色合いを使ってしまうと印象が崩れてしまいますよね。
また、自分の住宅との調和だけでなく、周りの景観との調和も意識することによってさらに満足のいく外構工事を実現できるでしょう。
2つ目は、植栽を最大限に利用することです。
植栽には、さまざまな効果があります。
例えば、ぬくもりのある景観を実現できることやリラックス効果を与えてくれることなど、うまく植栽を利用することによって温かみのある雰囲気を作れます。
また、夏場には土壌の表面の熱を吸収してくれるので、暑くなりにくいというメリットもあります。
植物のストレス軽減効果はさまざまな研究で実証されています。
ストレスが軽減されると交感神経活動が抑えられ、副交感神経活動が優位になります。
これによって落ち着きを与えてくれるので、車を運転する際にも事故の防止につながるでしょう。
このように視覚的な効果を最大限活用することによって、おしゃれな外構工事を実現できるだけでなく、生活の質を上げてくれる効果も期待できるのです。
□まとめ
今回は、外構工事の流れと土間打ちのメリット、外構工事を成功させるためのコツについてご紹介しました。
庭や駐車場は外から見られるものなので、しっかりと整えておく必要があります。
今回の記事を参考に外構工事でお困りの方はぜひ当社までご連絡ください。
理想の外構工事実現のため、全力でサポートいたします。