新しいマイホームを購入する際に、ウッドデッキを作ろうか迷われている方はいらっしゃいませんか。
マイホームに設置するとおしゃれなウッドデッキですが、材料を考えないで作ってしまうと失敗してしまう可能性もあります。
そこで今回は、ウッドデッキの材料を選ぶコツについて解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
□ウッドデッキの材料選びの失敗例
ウッドデッキを作る際に重要なのが、材料選びです。
材料選びを適当にしてしまうと失敗につながりやすく、満足のできないウッドデッキになってしまうので注意が必要です。
ここでは実際に起こりがちな失敗例について解説します。
1つ目は、値段だけでデッキ材を選んでしまう例です。
ウッドデッキで最も失敗する例が多いのが、価格だけで材料を選んでしまう例でしょう。
もちろん、ウッドデッキを作るのには費用がかかるので、できる限り抑えて作りたいですよね。
しかし、費用を抑えようとして品質を考慮せずにデッキ材を選んでしまうと粗悪品をつかまされてしまう可能性があります。
品質が悪いと、木が反り返ったり、曲がったりするので見栄えも悪くなってしまいますよね。
2つ目は、デッキ材の産地によって品質が異なるということを知らなかった例です。
インターネットでこのデッキ材が良いなと思って、産地を見ずに購入してしまうと思っていたデッキ材と違うということがよくあります。
このようにデッキ材は同じ種類でも、産地によって品質が大きく変わるので、しっかりと吟味する必要があるでしょう。
3つ目は、値段が高ければ品質が良いと考えてしまう例です。
もちろん、値段が高くて、品質のいいデッキ材もあります。
しかし、値段が高くても品質がそこまで良くないデッキ材もあります。
逆に値段が安くても高品質なコストパフォーマンスの良いデッキ材もあります。
デッキ材を選ぶ際には、実際に見たり、触ったりして選ぶことで材料選びの失敗を防ぎましょう。
□天然木と樹脂木のメリット・デメリット
ウッドデッキの材料選びでよく迷われるのが、天然木か樹脂木の2つです。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、それぞれ解説します。
*天然木のメリット
天然木は天然の素材なので、木の風合いを直に感じられるでしょう。
直射日光にさらされても高温にはならず、寒い中でも冷たくなりすぎないので、天然木独特のぬくもりを感じられます。
また、自由な加工ができるというのも大きな特徴です。
天然木は道具さえあれば加工が簡単で、自由に設計できます。
そのため、理想のウッドデッキを実現するのにぴったりでしょう。
*天然木のデメリット
天然木のデメリットは腐食やシロアリ対策が必要なことです。
もちろん高品質な木材は耐久性も優れていますが、腐食やシロアリによる被害は避けられません。
そのため、設置する際には屋外用木材保護塗料で木材全体を塗装する必要があります。
また、定期的なメンテナンスが必要です。
ウッドデッキは基本的に雨ざらしなので、雨風で塗料が徐々に落ちていきます。
年に一度くらいの頻度で塗料を塗りなおす必要があるでしょう。
*樹脂木のメリット
樹脂木は耐久性が高いという特徴があります。
塗装や防腐処理をしなくても腐食しないので、シロアリの被害を受けることもありません。
湿気の影響で形が変わる心配もないので、安心できます。
また、サイズやデザインが幅広く展開されているというのも大きな魅力の一つです。
自由にサイズやカラーが選べるので、自身の好みに合わせたウッドデッキを実現できます。
*樹脂木のデメリット
樹脂木は直射日光で熱くなりやすいです。
そのため、夏場は過ごしにくくなる可能性が高いでしょう。
また、天然木の質感にはかないません。
本物の質感を味わいたい場合は天然木の方が良いでしょう。
□ウッドデッキを選ぶ際の素材のポイントとは?
ここではウッドデッキの素材を選ぶ際の3つのポイントを解説します。
1つ目は、価格です。
これは高いものを選べばよいというわけではなく、品質が良く、それに見合った価格のものを選ぶということが大切です。
ただし、予算もあるので、素材でも多少の妥協は必要になる可能性があるでしょう。
2つ目は、加工性です。
これは特にDIYでウッドデッキを作る場合に考える必要があるポイントで、切断や穴あけが簡単に行えるものの方が扱いやすいためです。
3つ目は、耐久性です。
ウッドデッキは常に雨風にさらされていることを念頭に置いておきましょう。
天然木であれば、耐久性に加えてシロアリや腐食の対策が必要になるので、その点もしっかりと確認しておいてくださいね。
□まとめ
今回はウッドデッキの材料選びの失敗例、天然木と樹脂木のメリット・デメリット、ウッドデッキに使用する木材を選ぶポイントについて解説しました。
今回の記事を参考に理想のウッドデッキを実現するために、じっくりと材料選びを行ってくださいね。
不明点やご質問があれば、当社までお気軽にお問い合わせください。