カーポートをガレージ化できる?ガレージ化するメリットや注意点を紹介!

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カーポートをガレージ化できる?ガレージ化するメリットや注意点を紹介!

駐車スペースにガレージがついたカーポートを設置したいとお考えの方は多いのではないでしょうか。
ガレージは壁やシャッターなど大がかりな工事が必要な反面、カーポートは規模が小さいです。
そこで今回は、カーポートをガレージ化する方法やメリットをご紹介します。

□カーポートをガレージ化することは可能かどうか

結論から申し上げますと、カーポートをガレージ化することは可能です。
カーポートとガレージの違いは2つあります。

1つ目は大きさです。
カーポートは駐車スペースに屋根を設置したもので、規模は小さいです。
そのため、玄関先からすぐに車に乗れます。

ガレージは壁やシャッターがついており、カーポートよりも面積が広いです。
そのため、駐車スペースだけではなく趣味や物置などさまざまな用途で使用できます。

2つ目は費用です。
ガレージは空間が広い分、大規模な工事が必要です。
もともとの駐車スペースが広くないと、ガレージとしては工事ができない場合があります。

またガレージは屋根があり、三方向が壁に囲まれている物として、固定資産税の対象になります。
そのため、ガレージはカーポートではかからない税金の支払いが必要です。

□ガレージ・車庫化のメリットとデメリットをご紹介!

屋根ありのカーポートをガレージや車庫化するメリットは4つあります。

1つ目は雨風はもちろん、それ以外の汚れや危険性からも車を守れることです。
屋内に車をとめておくことが可能なため、車をよりきれいな状態で保てます。

2つ目はシャッターがあるため、盗難被害や車上荒らしの被害を防止できることです。
車が外からは見えない状態で保管できるため、万が一の事態を防げます。

3つ目は車以外の趣味を楽しむスペースや、車庫としても活躍することです。
作業スペースや部品や資材の保管場所や生活用品を置いておく倉庫として使用できます。

4つ目はサイズのバリエーションが豊富なことです。
車が複数台あったとしても、困ることがありません。
複数台用のカーポートや、その他のサイズにも対応しているため、車やバイクなど乗り物を複数台所有している方におすすめです。

続いて、反対にカーポートをガレージ化するデメリットを4つご紹介します。

1つ目はカーポートよりも広い場所が必要なことです。
ガレージ化するには、駐車スペースにプラスして、新たなスペースが必要です。
そのため、もともとのスペースが狭い場合は工事自体ができない可能性があります。

2つ目は大がかりな工事が必要になるケースがあることです。
設置箇所が地面の状態が悪い場合や、傾斜がひどい場合は整地が必要です。

また、屋根の高さが規定以上になる場合や屋根に支障をきたすようであれば工事ができません。
追加の工事をすれば、それだけ工事費用も高くなります。

3つ目はサイズやタイプによっては費用が上がることです。
サイズやタイプにこだわるほど、一般的カーポートより費用が高額になります。

4つ目は建築基準法にそって、建築確認申請をする必要があることです。
お住まいの地域や立地条件により違いますが、建築確認申請が通らないことがあります。
役所の事前確認で、確認申請する必要があるのか聞いてみましょう。

□カーポートからガレージ化するときの注意点について

カーポートからガレージ化するときの注意点は3つあります。
1つ目は固定資産税がかかることです。
固定資産税がかかるのは、3方向が壁で覆われていて、コンクリート基礎等で地面に固定されている建築物です。

シャッターは基準項目にはありません。
そのため、ガレージは固定資産税を払う必要があります。

しかし、カーポートはこの基準を満たさないため、課税対象ではありません。
カーポートをガレージ化した際に、壁を作った場合は税金を払わなければなりません。
固定資産税がかかる条件をしっかり確認しましょう。

2つ目は建築指導課へ確認と申請をすることです。

カーポートをガレージ化すると、建築物として捉えられます。
そのため、お住まいの地域の建築指導課で必ず確認と申請を行いましょう。
無断でガレージ化した場合には、リフォームや外壁塗装など、家にかかわる工事の際に周辺に気付かれ、通報される可能性があります。
そのため、必ず業者か建築指導課へ直接確認しましょう。

3つ目は防水工事をすることです。
カーポートは屋根のみがついている状態なので、壁がありません。
ガレージ化するには壁を付けますが、その際、防水工事を忘れずに行いましょう。
防水工事を怠ると、頻繁に雨漏りを起こしてしまいます。
ガレージが雨漏りすると、外に車を置いているのと変わらない状態になってしまいます。

□まとめ

今回はカーポートをガレージ化する注意点やガレージ化するメリットをご紹介しました。
当社は利便性の高いカーポートや駐車場の工事を承っております。
駐車場のカーポートをガレージ化したい、ガレージを設置せずにカーポートでなんとかしたいとお考えの方は、ぜひお気軽に相談ください。

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