カーポートは台風対策が必要!台風対策の方法をご紹介!

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日本は台風が多い国なので、場合によっては強い雨風で家やエクステリアに被害が及ぶことがあります。
その中でも、簡易的な車庫である「カーポート」はサイズも大きいため、強風で飛ばされると近隣の住宅や施設に被害を与える可能性が高いです。
台風が来ても問題がないよう、今回はカーポートの台風対策について解説します。

□カーポートの特徴や仕組みについて

カーポートの台風対策を効果的に行うために、まずはその特徴や仕組みについて押さえておきましょう。

カーポートとは、屋根と柱のみでできた簡易的な車庫のことを言います。
カーポートの屋根は、一見すると1枚の板状のものでできているように見えますが、実際は複数のパネルがタイル状に並べられています。

さらに、屋根材はそこまで頑丈に取り付けられてはおらず、強風時にパネルとともに支柱が壊れる・外れるような事故を防ぐ効果があります。
つまりカーポートの屋根は、外れるように作られているのです。

また、カーポートは柱の位置が3パターンあります。
片側のみに柱がある「片側支持タイプ」、両側にある「両側支持タイプ」、後ろ側のみにある「後方支持タイプ」の3つがあり、それぞれ見た目や価格、安定感などが異なります。

*片側支持タイプ

柱が片側のみにあり、屋根が片流れになっているタイプです。
支柱が片方ないので開放感があり、邪魔に感じることも少ないでしょう。
柱の数が少ない分、あまり安定感はないので、柱を補強するような台風対策が必要です。

*両側支持タイプ

屋根の両側を柱で支えるタイプのカーポートで、車を2〜3台とめられるくらいの広いスペースもつくれます。
片側支持タイプよりも安定感があるので、台風被害の多い地域に住んでいる場合はオススメです。

*後方支持タイプ

車の後ろ側だけに柱があるタイプで、そこから屋根がせり出しているような見た目が特徴的です。
サイドに柱がないことで、非常にすっきりとした印象になり、おしゃれな外観づくりができます。
安定性は両側支持よりも劣るので、必要に応じて台風対策をすると良いでしょう。

□カーポートに必要な台風対策とは

ご紹介した通り、カーポートの屋根は飛びやすくできているため、飛ぶことを前提にしっかりと対策をする必要があります。
ここでは、被害を最小限に抑えるための台風対策を3つご紹介します。

1つ目は、カーポートの周辺にあるものを家の中に運び込むことです。
ガーデニング用品や子供の遊び道具、自転車の空気入れなどをカーポート近くに置いている場合も多いですが、強風によって飛んでしまう可能性が高いです。
出したままにすると、飛んだ衝撃でカーポートの屋根を突き破ったり、車が傷ついたりするので、家の中に入れておきましょう。

2つ目は、カーポートの屋根材を外すことです。
事前に外しておけば飛んでいく心配もないので、台風が来る前に屋根材を外しておくのも1つの手です。

しかし、カーポートの高さまで上がっての作業は危険を伴い、滑ったり落ちたりして怪我をする恐れがあります。
そのため、命綱をつけて2名以上で作業に取り掛かるような工夫が必要です。
また、台風が通り過ぎた後は元に戻すため、戻し方についても考えながら外すことが大切です。

3つ目は、飛散防止ネットを張ることです。
飛散防止ネットとは、強風で外れた屋根が、どこかへ飛んでいかないようにするためのものです。
カーポートはかなりサイズも大きいので、全体を覆えるサイズのゴルフネットや防風ネットを使用すると良いでしょう。

あくまで外れた屋根が飛ばないようにする目的で張るので、屋根が外れないようにするものではありません。
屋根が飛ぶと、ご自宅や近隣に迷惑がかかる可能性があるので、二次被害を防ぐための手段だと言えるでしょう。

□被害にあった場合にやるべきこととは

しっかりと台風対策をしていても、絶対に被害を防げるとは限らないので、被害にあった場合はすぐに状況を確認することが大切です。
ここでは、実際に被害にあった場合の対処法について解説します。

まずは、近隣への被害状況を確認しましょう。
屋根材やネットが飛ばされてなくなっていることがわかった場合は、まず近隣への被害の有無を確認します。
被害を出してしまったものの、十分な対策をしているにもかかわらず飛ばされたという場合には、不可抗力として弁償をしなくて良いことも多いです。

しかし、もともと屋根が飛ばされやすい状況で、被害を想定できる状態であったのに放置していた場合は、法的に弁償する必要があることも多いので注意が必要です。
被害を出してしまった場合は、状況をきちんと確認する事が重要です。

次に、破片や部品を片付けます。
屋根材が飛ばされたり、割れたりした場合は、破片や部品などを速やかに室内へと移動させましょう。
強風にあおられて飛ばされるような二次被害を防げるので、綺麗に片付けましょう。

最後に、破損している部分が見つかった場合は修理をします。
被害の状況によっても期間や費用は異なりますが、慌てずに状況を整理してから専門家に連絡しましょう。
また、カーポートの修理は火災保険の補償対象になる可能性があるので、保険内容についてはよく確認することをオススメします。

□まとめ

今回は、カーポートの台風対策について解説しました。
トラブルを未然に防ぐために、台風への対策はしっかりと行っておきましょう。
当社では、お客様のご自宅にぴったりのエクステリアを提案するため、質とバリエーションを重視しています。
エクステリア・外構工事をお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。

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