お家づくりをお考えの方で、テラスという言葉はよく耳にすることがあると思います。
エクステリアにおける「テラス」とは、どのようなものなのでしょうか。
今回は、エクステリアにおけるテラスについてと注意点、施工例についてご紹介します。
新築をお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
□エクステリアにおけるテラスとは?
エクステリアにおける「テラス」の捉え方は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、テラス屋根です。
こちらは後付けの簡易的な屋根を指します。
主にアルミの柱とポリカーボネートの屋根材で作られています。
洗濯物干しスペースを設置する時に使うことが多いでしょう。
テラス屋根を選ぶのであれば、まずはどこに設置したいかを考えましょう。
例えば洗濯物を干す空間の屋根として設置したい場合、1階に設けるのか2階のバルコニーに設けるのか、といった具合で異なります。
さらには、部屋の間取りや生活動線、近隣からの視線等を含めて考慮する必要があります。
そして、建物の構造も調べる必要が生じます。
一般的なテラス屋根は、建物の柱にビスで固定する形となるため、軽量鉄骨やALCといった特殊な構造の場合、取り付け不可な場合もあります。
取り付けられる構造かどうかを調べておきましょう。
2つ目は、窓から軒先に床を延ばしたような空間を指します。
一般的なイメージとしては、白いタイル貼りのテラスでしょう。
ガーデンルーム、サンルーム等と合わせることも多く、趣味に利用されることも多いおしゃれな空間となります。
ご自身がイメージしているテラスが、どちらのテラスなのかを一回考えてみましょう。
そんなテラスですが、設置することでいくつかメリットが挙げられます。
1つ目は、リビングとの一体感を出せることです。
リビングが広くなったような開放的な印象を与えられますし、食事やくつろぐ空間としても使用できます。
2つ目は、多目的に使えるフリースペースとなることです。
屋外ですので、室内と異なる目的で利用できます。
例えばバーベキューや花火といった、火を使う活動も可能となります。
さらには、犬のトリミングスペースや布団を干すスペース等のように、さまざまな目的で使えるでしょう。
3つ目は、メンテナンスが楽になることです。
テラスは全面に舗装をするため、雑草対策にも繋がります。
普段のメンテナンスは掃き掃除で十分ですので、快適にきれいに保てますよ。
テラスを設けることで、より魅力的なお家になるでしょう。
□テラスの注意点
テラスを設ける場合に、いくつか気を付けていただきたいことがあります。
注意点を把握して、後悔を防ぎましょう。
まず、費用は高くなりがちであることです。
塗装を行いますので、やはり工事費用は高くなってしまいます。
タイルや天然石といった材質にこだわりすぎてしまうと、どうしても費用は高くなってしまいます。
限られた予算の中で優先順位を決めておくと安心です。
次に、周囲の環境にも配慮が必要であることです。
道路側、近隣等のように、周囲の目線が気になってあまり使わない空間になってしまうと勿体無いですよね。
周囲の環境にも配慮しながら、安心して使えるプライベート空間にしましょう。
最後に、家のデザインとの調和です。
テラスのデザインにこだわって、家のデザインとのバランスを考えていないと、チグハグな印象を与えてしまいます。
機能性への配慮はもちろんした上で、家のデザインと調和しているかも確認してみることをおすすめします。
□実際の施工例を見てみよう!
では、LIXILのテラスをもとに、実際のテラスを見ていきましょう。
*テラス屋根
・テラスVS
こちらは、台風が発生しても対応可能な新基準のテラスです。
・テラスSC
こちらは、開放感とご家族が集う快適さを実現できます。
・シュエット
木目調の美しさが魅力の心がやすらぐテラスです。
・テラスVB
独立タイプのテラスで、視界が広がり開放感が得られます。
・フーゴF テラスタイプ
ネジ止めしない独立タイプのテラスで、サイズ展開が豊富です。
コーディネートの幅が広がるでしょう。
・スピーネ
豊富なバリエーションを備えたスタンダードのテラスです。
・Gルーフテラスタイプ
プラスGで表現するスクエアでモダンなデザインのテラスです。
・ナーステラス
強度な屋根材を利用したテラスです。
*サンルーム・テラス
・サニージュ
雨や花粉等を気にすることなく、洗濯物を干すことが叶います。
特別な空間にしてくれる、囲いのテラスです。
・スピーネストックヤード
勝手口の周りを囲うテラスです。
物置に代わる、新たない空間となるでしょう。
以上が実際のテラスでした。
イメージが湧けば幸いです。
□まとめ
今回は、エクステリアにおけるテラスについてと注意点、施工例についてご紹介しました。
テラスについてご理解していただけましたでしょうか。
たくさんの魅力の詰まったテラスを、ぜひお家に取り入れてみませんか。
テラスを設ける際は、ぜひご紹介した注意点を意識してみてくださいね。