ウッドデッキをDIYで作ることは可能?価格はどうなる?

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ウッドデッキをDIYで作ることは可能?価格はどうなる?

ウッドデッキのある住宅に憧れる方は多くいらっしゃいます。
既に住宅がある状態でウッドデッキを作るとなると、工事費用がかかったり、音がうるさくなったりして不便に感じることもあるでしょう。
そこでおすすめなのがウッドデッキのDIYです。
今回の記事ではウッドデッキをDIYするにあたって必要な知識を詳しくご紹介していきます。

□ウッドデッキの基本構造とは?

そもそもウッドデッキはどのような構造をしているのでしょうか。
ウッドデッキはまず、地面に基礎となる束石(つかいし)を設置し、その上に束柱(束柱)を立てます。
その上の部分に大引き(おおびき)や丸太で作られた床の骨組みを作って、床板を張り、周囲の幕板を張って、ウッドデッキの完成です。

床の骨組みに関して、大引きは床を補強するために付けられていますが、根太だけで作るという方法もあります。
安全性の確保のために、フェンスを回すという配慮も大切です。

「思っていたよりも基本構造が簡単」「自分でも作れそう」
このように思われた方も多いでしょう。
以降の章ではDIYをするにあたって費用が抑えられることとDIYの手順についてご紹介します。

□DIYは費用が抑えられる?

ウッドデッキをDIYする場合には、まず設計図を作り、材料費を算出していきます。
基本的に使われる材料は以下の通りです。

・床板
・幕板
・大引き
・根太材
・束柱
・束石
・ビス

基本的に以上の材料を集めれば、DIYでウッドデッキを作れます。
床板や幕板に使われるデッキ材はよいものを使いたいのであれば費用は上がりますし、逆に抑えたいのであればリーズナブルに手に入れられるデッキ材を使うと良いです。
選ぶものによって価格が大きく変わるので、ここでは具体的な費用は出しません。

施工業者に依頼した場合には、材料費に加えて施工をしてもらうための工事費がかかります。
また、専用の機械を持っているので、それを利用する減価償却費などもかかります。
これらが重なるので、DIYでウッドデッキを作るよりも施工業者に依頼した方が費用が高くなるのです。

ただし、DIYを行えば、施工費用が安くなりますが、2つの注意点を把握しておきましょう。

1つ目は、初心者の方は道具を集める費用も掛かるということです。
すでにDIYの経験があり、道具を持っているという方は材料費しかかかりませんが、一からDIYを始めるという方はのこぎりや電動ドリルなど基本的な道具をそろえる必要があります。

これらの道具はホームセンターに売っており、手に入りやすいですが、決して安くはありません。
そのため、これからDIYを趣味にしたいという方でなければ始めづらいでしょう。

2つ目は、完成までに時間がかかるということです。
規模にもよりますが、施工業者にウッドデッキを作ってもらう場合には3週間程度で作ってくれます。

しかし、社会人の方が仕事のない日に趣味としてDIYを進めていくとなるとかなりの時間がかかります。
特に経験がない方の場合には、思っていた通りに行かず、やめてしまいたくなることも多いです。

あまりDIYに時間が取れないという方は、DIYをせずに施工業者に依頼しても良いでしょう。

次の章では、DIYでウッドデッキを作ってみたいという方に向けて、手順をご紹介します。
DIYが初めてで自信がないという方でもご紹介する手順に従えば失敗するリスクを減らせますよ。

□ウッドデッキの作り方の手順についてご紹介!

1.束を設置する

地面のコンクリートに束を設置していきます。
根太を配置する際にはピッチを長手方向に1200ミリメートル以内、短手歩行に500ミリメートル以内になるように等間隔で設置します。
根太を仮置きしながら、正確な根太の位置を決定して、針をビスで固定します。

2.根太を束に固定する

コンクリートに束を設置したら、根太が地面に対して水平になるように気をつけながら束の高さを調整して、高さが決まれば束に根太を固定していきます。
この際に、水平器を使ってしっかりと水平であることを確認してくださいね。
水平器がないという方は、iPhoneのアプリで水平かどうかを測定できるので、使ってみてくださいね。

3.根太と直交するように大引きを設置する

デッキの床面が地面から300ミリメートル以上になる場合には、根太と直交するように大引きを設置して、固定していきます。

4.デッキ材・幕板を固定する

根太に直行するようにデッキ材を配置することに注意してください。
デッキ材の固定が終わったら、デッキ材の木口の部分が隠れるように幕板を設置していきます。
納得のいくように設置できたら、ビスでとめていきましょう。

以上の4つの手順をしっかりと押さえれば、テンポよくウッドデッキをDIYできますよ。

□まとめ

ウッドデッキのDIYは業者に依頼するよりも費用を抑えられますし、充実した時間の使い方になります。
一方で、しっかりと計画立てて行わないと失敗に終わったり、進まなかったりするので、十分に計画が必要でしょう。
今回の記事を参考にウッドデッキの設置に関してご不明点がある方は、ぜひ当社までご連絡ください。

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