エクステリア外壁に迷っている方!外壁について解説

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エクステリア外壁に迷っている方!外壁について解説

外壁材にはさまざまな種類があります。
自分が住んでいる建物の外壁を正しく知っていなければ、適切にメンテナンスすることも難しくなっています。
これからご新築を検討されている方、建物の塗り替えを検討されている方は、外壁をどんな色にしようか迷っているという方も多いかもしれません。
今回はエクステリアの外壁の種類と色選びのポイントや汚れ落としの方法を解説します。

□エクステリアの外壁の種類と特徴とは

1つ目はモルタルです。
モルタルは、セメントに水と砂を配合して混ぜ合わせたものです。
コンクリートに比べると強度は劣りますが、アレンジが効くため細かな作業や、アプローチ部分、壁表面に塗り仕上げ材としても使用されます。
メリットとしては、種類や色が豊富にあり、扱いやすくアレンジしやすいため、個性的なデザインを取り入れることも可能です。
また、味わいのある塗りムラも職人の手仕事なので、要望に沿った塗り壁にもできます。

2つ目は窯業系サイディングです。
セメントや繊維質などを板状に加工した外壁材です。
窯で高熱処理を施して製造するため、窯業系サイディングと呼ばれます。
耐震性や防火性に優れている点がメリットです。
木目調、レンガ調、タイル調などデザインやカラーが豊富で、好みのものを選べるのが特徴です。

3つ目はタイルです。
粘土を主原料に各種の鉱物を混ぜて板状に成形し、焼成した素材。
外壁だけではなく、床や内装にも用いられるおなじみの素材です。
焼き方や吸水率の違いなどで、磁器質、せっ器質、陶器質に分けられますが、外装材に主に用いられるのは、水分を吸収しにくい磁器質やせっ器質。
耐候性、耐久性、耐火性に優れているのが特徴です。
汚れがつきにくく、色落ちや劣化の心配も少ないため、メンテナンスがほとんど必要ないことも魅力です。
商品によっては、汚れを付きにくくし、雨水によって汚れを流れ落ちやすくする機能などを持たせたタイプもみられます。

4つ目は金属系サイディングです。
セメントを主成分とした窯業系サイディングよりも軽いのが特徴で、金属ならではのスタイリッシュなデザインが人気です。
金属系サイディングには硬質プラスチックフォームという断熱材が使用されているため、断熱性が高いメリットがあります。
また、水分を吸収しにくいので凍害にも強く、寒冷地の住宅の外壁材に最適です。
非常に軽く耐震性に優れ、ひび割れに強いのもメリットです。

5つ目はALCです。
ヨーロッパを中心に普及した外壁材で軽量気泡コンクリートを指します。
高温で発泡加工しているので内部に気泡が多く、一般的なコンクリートの25%ほどしか重量がありません。
ALCの外壁は軽いので断熱性が高く、地震に強いというのが最大の特徴です。
木繊維やパルプ材といった有機物が含まれていないので熱や乾燥に強く、耐久性にも優れています。
ALCは気泡があるので吸水性が高いですが、水に弱い材質なので注意が必要です。

□エクステリア外壁の色選びのポイントとは

1つ目は色を考えることです。
やはり一番は自分の好みの色にすることが大事です。
クールでシックな雰囲気が好きならモノトーンに、ナチュラルなイメージが好きな方は優しい雰囲気を演出するアイボリーに木目やブラウンの組み合わせがオススメです。
南欧風等の異国情緒漂うデザインが好きなら、明るい白にオレンジ系の茶色、テラコッタなど温かみのある色に。
それに黒の鋳物をプラスするとより南欧の雰囲気が演出できます。

2つ目は周囲の景観との調和です。
地域によっては景観法で使える色が制限されている場合があります。
また、景観法が定められていない地域でも、あまりに派手な色にすると周囲から浮いてしまい、街並みの美しさが損なわれる可能性もあります。
派手すぎる原色などは避けた方が無難でしょう。

3つ目は面積効果を考慮することです。
面積効果とは、同じ色でも面積の大きさによって明るさが違って見える現象のことです。
明るい色の場合、見本よりも実際に塗装されたものの方が明るく見えます。
暗い色の場合はより暗く感じられるので、自分の好みの色よりもワントーン抑えめの色を選択すると、外壁塗装後に後悔するリスクを軽減できます。

□エクステリア外壁の汚れの落とし方とは

外壁が汚れる原因は、ホコリや排気ガス、カビやコケ、雨だれなどが考えられます。
外壁は常に外気にさらされているため、年数が経つとどうしても汚れてしまいます。
外壁の汚れを落とすことは、美観を保つためだけでなく、外壁の保護ができ、長持ちさせることにも繋がります。

1つ目はブラシとスポンジの使用です。
比較的汚れの範囲が少ない場合はブラシやスポンジを使って汚れを落とすことができます。
一般的に家庭内で準備できるものなので最も手軽でコストがかからない方法です。

2つ目は高圧洗浄機を使った方法です。
やっかいな汚れを落としたい時は、家庭用高圧洗浄機を使うのもひとつの手です。
しかしこれには、汚れをスムーズに落とせる一方、いくつか注意点もあります。
高圧洗浄機は水圧によって汚れを浮かすため、古い塗料などに使用すると塗膜を傷付けてしまうことも。
かえって外壁の劣化を早め、塗装の塗り直しが必要となるケースもあるので注意しましょう。

□まとめ

今回はエクステリアの外壁の種類と色選びのポイントや汚れ落としの方法を解説しました。
シミュレーションやイメージを重ね、イメージにピッタリな色の組み合わせを見つけましょう。
お困りの方はお気軽に当社までご相談ください。

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