エクステリア防犯を検討中の方！防犯対策について解説

憧れのマイホームの購入。
ところで、住まいの防犯対策は問題ありませんか。
「自分は大丈夫」と思っていても、空き巣や強盗などの侵入犯罪のニュースが頻繁に聞かれるようになり、改めて住まいの防犯対策が気になる方も多いと思います。
今回はエクステリアの防犯対策について紹介します。

1. □エクステリアの防犯対策とは
2. □ターゲットになりやすい家の特徴とは
3. □防犯グッズアイテムとは
4. □まとめ

□エクステリアの防犯対策とは

警察庁の調査によると、2022年の空き巣の認知件数は1万件超えです。
さらに、在宅中に不審者が侵入する忍び込み・居空きの被害も報告されています。
日本は世界に比べて安全ではあるものの、犯罪の被害に遭う可能性はゼロではありません。
マイホームにお住まいの方は、不審者の侵入を防ぐために、エクステリアの防犯対策に力を入れておくと安心です。

では、いったいどのようなエクステリアが防犯対策になるのでしょうか。

＊フェンス、門扉

フェンスや門扉を設置することで目隠しだけでなく防犯対策にも繋がります。
設置する際は、防犯性を意識してできるだけ乗り越えにくい高さや形状のものを選びましょう。
また、リビングやお風呂場など気になる場所だけ目隠しをしたい場合は目隠しフェンスがおすすめです。
目隠しフェンスであればピンポイントで外からの視線を遮ることができるため、オープン外構の開放感を損なうことなくプライバシーも守れます。
デザインは、死角をつくらないシンプルで見通しのよいものがおすすめです。

＊カーポート

自身の愛車を守るためには必須です。
しかし、外まわり全体の防犯を考えた時、2階の窓やベランダへの足がかりを作らないということも意識しておきたいポイントです。
カーポートの屋根も足がかりとなるケースがあるので、デザインや配置には注意することが大切でしょう。

＊サンルーム

不審者は、干してある洗濯物から家族構成や生活スタイルをチェックし、ターゲットを決めるそうです。
普段から留守が多いご家庭は、外干しではなく、室内干しにしましょう。
また、サンルームを設置する場合は、外から見えにくい場所や、すりガラス状のものにしておくと、家族の大切なプライバシーを守れます。

＊センサーライト

センサーライトとは、動いている人や物体にセンサーが反応して自動でライトを点灯する照明のことを言います。
導入することによって、敷地内に不審者が侵入してきたとしてもセンサーライトが自動で点灯するため夜間の防犯対策には効果的です。
また、玄関まわりにセンサーライトを設置しておけば、センサー機能により自動でライトが点灯してくれるため夜間の歩行時も安心です。

＊防犯用の砂利

家のまわりに防犯用の砂利を敷き詰めるのも防犯に効果的です。
防犯用の砂利は通常の砂利と比べて大きめで、人が歩くと砂利同士が擦れてジャリジャリと大きな音がなることが特徴です。
そのため、防犯用の砂利を敷き詰めれば、万一、不審者が侵入してきても気が付きやすくなったり、侵入を防いだりする効果が得られます。
防犯効果以外にも、砂利を敷き詰めることで雑草の抑制効果があることもメリットの一つです。

□ターゲットになりやすい家の特徴とは

侵入者に狙われやすいのは、集合住宅よりも一戸建て住宅です。
そのため、一戸建て住宅の建築を考えている方は、ターゲットにされてしまう前に、エクステリア工事を通じて防犯対策をしておくことをおすすめします。

では、ターゲットになりやすい家の特徴とはどのようなものでしょうか。

・防犯対策がない
明らかに外から見て、防犯対策がされていないと狙われやすくなります。
何か1つでも防犯グッズを取り入れていれば、空き巣は躊躇するでしょう。
ほかにも日中から家が空いているとわかる状態の家は特に注意が必要です。

・人通りが少ない
空き巣は留守を狙って家に侵入するため、なるべく人気がなく、人通りが少ない立地の家をターゲットにします。
空き巣を含めた侵入窃盗の代表的な手口として、ドライバー工具を使用して窓ガラスの錠前に穴を開ける「こじ破り」、玄関ドアの鍵を特殊工具で解錠する「施錠開け」、玄関ドアの隙間にバールなどを差し込んでこじ開ける「ドア錠破り」などがあります。
いずれも、侵入するまでに平均2～5分を要するため、人目につきづらい立地をターゲットにする傾向があります