エクステリア塗り壁の魅力とは?基本から種類、メリットまで徹底解説

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エクステリア塗り壁の魅力とは?基本から種類、メリットまで徹底解説

自宅のエクステリアにこだわりを持つ方、新築やリフォームを考えている方、家の外観やデザインに興味がある方は必見です。
塗り壁はただの壁面を覆うものではありません。
それは家そのものの個性、美しさ、そして機能性を高める重要な要素です。

この記事では、塗り壁とは何なのか、メリット・デメリットにわたって解説します。
外構リフォームの参考になれば幸いです。

□エクステリア塗り壁の基本とは

塗り壁とは、表面を特定の塗装剤で仕上げる工法の一つです。
この工法は非常に多様で、色や仕上げ、テクスチャーからデザインまで、建物の個性や雰囲気に合わせて自由に選べます。
塗り壁はその多様性から、多くの建築家やデザイナーに愛用されています。

*乾式工法と湿式工法の違いとは?

塗り壁には主に「乾式工法」と「湿式工法」の2つの工法が存在します。
乾式工法は工場で生産されたサイディングボードやパネルを取り付ける方法で、一定の品質で仕上げることが容易です。

一方で、湿式工法はモルタルやコンクリート、漆喰、土壁、石膏などを水で混ぜ、それをコテで塗って仕上げる方法です。
この工法はオリジナリティがありますが、経験と技術が必要で、コストと手間がかかります。

湿式工法は特に、オリジナリティ溢れる仕上がりになりますが、そのためには高度な技術と経験が必要です。
また、湿式工法は水を使用するため、天候に左右されやすいです。
特に乾燥する時間は天候によって変わるため、計画的に施工する必要があるでしょう。

加えて、湿式工法は水を使用するため、天候に左右されやすいという特性があります。
特に乾燥する時間は天候によって変わるため、計画的に施工する必要があります。
雨季や湿度が高い時期に施工する場合は、特に注意が必要です。

□エクステリア塗り壁の種類と特徴とは

ここではエクステリア塗り壁の種類について紹介していきます。

1.漆喰
日本の漆喰は消石灰に骨材、麻すさに海藻を煮て作った糊を混ぜて練ったものです。
表面を押さえて仕上げることによる平滑さが魅力とされています。
漆喰は石灰に粘土やのりを混ぜた壁材で、その美しさと高級感があります。

消臭性や調湿性も優れており、湿度が高いときは水分を吸収し、乾いているときは水分を放出します。
このような特性から、漆喰は特に日本の梅雨時期や乾燥する冬季にも適しています。

2.そとん壁
そとん壁は火砕流による地層、「シラス」を使用した壁材です。
この壁材は機能性に優れ、特に「壁内結露」を防ぐ能力があります。
壁内結露は家の構造部分を腐らせる可能性があり、その防止は非常に重要です。

3.土塗り
その名の通り土を原料とします。
土特有のザラザラとしているものから、比較的平らなものまでさまざまなタイプがあります。
土の柔らかな雰囲気から、和室に用いられることが多いです。

4.ジョリパット
ジョリパットは180種類以上の豊富なカラーから選ぶことができ、コテ、吹付け、ローラーなど様々な施工が可能です。
汚れが付きにくく、もし付いても簡単に落とせます。

また、ジョリパットは耐久性・低汚染性・不燃性があるにもかかわらず、他の塗材の中でも比較的費用がかかりません。
日光による色あせも少ないため、長期間美しい状態を保てます。

□エクステリア塗り壁のメリットとデメリットとは?

今回は外装を塗り壁にするメリットとデメリットについて解説していきます。
まずはメリットからです。

1.おしゃれな雰囲気を作り出す
塗り壁は模様や立体感を表現できるため、外観にアクセントや個性を与えられます。
特に漆喰壁は顔料を混ぜることで、好きな色に変更可能です。
また、塗り壁は天井や床にも施工が可能なので、空間全体に同じ素材や色を使用することで、統一感を演出できます。

2.調湿性に優れる
塗り壁は湿度が高いときには湿気を吸収し、低いときは湿気を放出します。
これにより、室内の湿度を常に快適な状態に保てます。
特に、漆喰やそとん壁はこの調湿性に優れています。

3.環境と人に優しい
塗り壁は土、川砂、炭、漆喰などの自然素材を主に使用しています。
これにより、人体に有害な化学物質は含まれていません。
また、解体後は元の土に戻るため、環境にも優しいとされています。

続いてデメリットについて紹介していきます。

まずはコスト面についてです。
塗り壁は職人さんの手仕事によるものです。
そのため、一般的な外壁材より工期が長引き、職人さんが手仕事で仕上げるため人件費というコストが高くなってしまいます。

次に汚れです。
塗り壁は素材によって、汚れやすい素材があります。
加えて、経年劣化で色あせがあったり、デザインによってはホコリがたまってしまい、汚れが目立ったりするという場合もあります。

□まとめ

塗り壁は多様なデザインと機能性を兼ね備えています。
基本的な知識と施工例を理解することで、自宅のエクステリアデザインに活かせます。
メリット・デメリット、を把握することで、長持ちさせるための知識も得られますので、ぜひこの記事を参考にして、自分好みの塗り壁を選んでください。
この記事が皆様の塗り壁選び、そして美しいエクステリアデザイン作成の一助となれば幸いです。

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