「庭の水はけがなんだかよくない。」
「リフォームをして庭の水はけをよくする方法を知りたい。」
庭の水はけで悩まれている方はたくさんいらっしゃると思います。
そこで今回は、水はけで悩まれている方に、庭の水はけを改善する方法を紹介します。
□暗渠排水を利用する
暗渠排水は昔からある水はけを改善する方法で、土の中に細いパイプや石を埋めて土の中の水分を取り除きます。
作り方はまず地面に大きな穴を掘ります。
その後に、透水性の強い砂利が入った袋敷き詰めてください。
これにより土の中の水分を取り除きます。
この透水性の強い袋は近くのホームセンターなどに置いてあるので簡単にそろえられます。
袋を入れた後はその上に50センチほどの土をかけて完成です。
また、砂利の他に暗渠排水専用のパイプを使用することで、排水がとてもうまくいきます。
作業にかなり時間がかかりますが、砂利だけの時と比べてその効果は絶大です。
暗渠排水をする際の注意点ですが、芝生を敷いている場合はおすすめできません。
一度芝生をすべてはがして作業を行う必要があるので他の方法で対策をしましょう。
□表面排水を利用する
表面排水は、地面に斜面を作って水はけをよくする方法です。
地表での作業になるので、暗渠排水ができない芝生の方や作業を簡単に済ませたい方におすすめです。
作り方は、まず斜面ができるように庭に目土を塗ります。
その後、溝をつくるため土を掘って配水管を設置して完成です。
また、溝を作る際のポイントですが、配水管からの水が一か所に集まるように勾配をつけて作ることがポイントです。
目土をはじめに塗る理由としては、庭の表面の土は固められており浸水性が悪いためです。
目土を塗ることで透水性が上がるだけでなく、土に栄養もいきわたるため一石二鳥です。
また、表面排水は暗渠排水とは違い、土の表面上での対策なので効果が目で分かるという点もおすすめです。
□まとめ
以上が庭の水はけを改善する方法です。
水はけを改善する際は、土の表面上と土の中の両方からアプローチをする必要があります。
排水性の高い暗渠排と、その場で見てわかりやすい表面排水を使い分けることで、水はけを改善することができます。
今回の記事を参考にして庭の水はけを改善してみてください。
また、弊社は庭や水はけに関してもたくさんのリフォーム事例があります。
長期的な視野での外構工事を行っているので、何か疑問点あればぜひお問い合わせください。