エクステリアの中でも特に造園について知りたい方へ。

エクステリアを検討する際、庭も満足いくものにしたいですよね。
その場合、業者に造園を依頼するのも1つの手です。
また、個人でガーデニングを楽しみたい場合のポイントについても知っておきましょう。

今回は、造園やガーデニングについて詳しく解説いたします。

□造園と外構の違いとは

エクステリアについて調べていると、造園を扱っている業者と外構を扱っている業者の両方を目にすると思います。
結論から言うと、造園と外構はかなり似ており、明確な定義で分けられていません。
そのため、両方を扱っている業者もあれば、片方しか扱っていない業者もあります。

しかし、ご自身が求める空間を実現するためには、両者のことを理解しておく方が良いです。
工事を依頼する前に、両者の違いや共通点を整理しておきましょう。

＊造園とは

造園は、外構よりも狭い意味で使われることが多いです。
外構よりも庭に特化した工事を考えると良いかもしれません。
造園の業者は、個人の家から公園などの広いスペースまで工事を行っています。
その中でも特に、自然を生かして緑地空間を作ることが専門と言えるでしょう。

具体的には、庭に植える植物や植物を植えるための土、空間にマッチする石などを取り扱っています。
庭を作るための材料にこだわり、良い材料を生産する業者とのつながりも持っていることが多いでしょう。
もちろん造園の専門業者でないからといって、エクステリア全般を取り扱う規模が大きめの業者の仕事の質が低いわけではありません。
その業者のこだわりに注目すれば良い業者かどうかわかるはずなので、参考にしてみてください。

＊外構とは

外構は建物の外の部分全体を指す言葉です。
エクステリアもほとんど同じ意味で使われています。
外構は、塀やフェンスだけでなく、駐車場や物置などのあらゆるものを含みます。
庭の部分も含みますが、あくまで建物の外の部分全体を指すイメージを持つと良いでしょう。

□造園は業者に依頼すべきなのか

造園は、造園業者や外構工事の業者に依頼すべきなのでしょうか。
ここでは、業者に依頼するメリットとデメリットについて解説します。

＊メリットを紹介

専門の業者に依頼する場合、やはり仕上がりの良さは保証されるでしょう。
個人での造園と比べて、より洗練された庭を実現できる場合が多いです。
特に、実現できることの規模が大きいことが魅力でしょう。
相談の際にもらえるアイデアも、ご自身の想像を超えてくるものかもしれませんよ。

また、業者の持つ豊富な経験も洗練された庭を作るために役立つでしょう。
経験やノウハウを生かして、個人では見落としがちな点に気を配ることで失敗を防ぎます。

特に、長期的な視点を持ってデザインしてくれる点が重要です。
庭は時間とともに変化するものですよね。
業者の方は、多くの経験を活かしつつその変化まで考慮して計画するため、時間がたっても理想の姿を保ちやすいでしょう。

業者の方は、プロの視点でアドバイスしてくれます。
ご自身が新たな視点を持つためにも、積極的に相談してご自身の理想の庭を実現させましょう。

＊デメリットを紹介

業者に依頼する際にまず気になるのは、費用面の問題でしょう。
当然依頼には費用がかかりますので、注意が必要です。
ご自身の作業に自信のある方は、DIYに挑戦するのも1つの手かもしれませんね。

また、理想とのずれが生まれる可能性にも注意すべきでしょう。
基本的には業者の方と相談した上で工事を行いますが、完全にイメージ通りになるとは限りません。
もし施工途中での確認ができる場合には、ぜひ確認してみましょう。
ただし、十分な確認と相談によってずれは防げると考えて良いでしょう。

□自分で造園やガーデニングをする際の注意点とは

ご自身での造園やガーデニングの際の注意点について紹介します。

まずは、十分なスペースがあることを確認しましょう。
基本的には、どのような庭を作るかイメージしてから植栽などの配置を計画しましょう。
作業をするためのスペースも必要になるため、作業スペースを十分に確保できるかどうかも確認しておくのがおすすめです。
また、土や作業のための道具、植え替えのための場所があるかも確認しておくと安心でしょう。

さらに、普段から庭の様子に関心を持つようにしましょう。
害虫や病気によってせっかく育てた植物が枯れてしまうと後悔してしまいますよね。
そのため、小さな変化にも気づけるように関心を持っておきましょう。

最後に、普段のお手入れで最低限必要な道具もそろえておきましょう。
水を与えるためのジョウロ、土を扱うためのシャベルやスコップ、植物を剪定するためのはさみなどがあると安心です。

□まとめ

今回は、造園やガーデニングについて解説しました。
造園と外構はかなり似ていますが、扱っている領域が少し違いますのでご注意ください。
また、業者への依頼と個人での造園では、やはりクオリティや知識の差が大きいでしょう。
ご自身でガーデニングされる場合は、まず十分なスペースを道具を確保するようにしましょう。