外構工事の費用について気になる方は必見!費用の内訳について解説します!

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外構工事の費用について気になる方は必見!費用の内訳について解説します!

「外構工事の費用は、どういった内訳がされているのかわからない」と悩んでいる方はいませんか。

見積もりをもらったとしても、その見方がわからなければ理解できません。
そこで今回は、外構工事の費用の内訳と費用を抑えるコツについて紹介します。

□外構工事の内訳について

外構工事の費用は、大きく4つに分けられるため、それぞれについて解説します。

*基礎工事について

まず、土木作業やコンクリートを打ち込む基礎工事です。
基礎工事は、重機を使用して敷地を発掘する「土工事」と、駐車スペースや玄関アプローチなどを平坦にするためにコンクリートを打ち込んだ「土間コンクリート」に分かれます。

費用については、どちらとも同じ計算方法で、数量に単価を乗ずることで求められます。
ここでの数量とは、工事をする土地の面積を指すことを覚えておきましょう。
そのため、見積もりを見るときには、実態とあまりにかけ離れていないか確認が必要です。

*設置費について

続いては、ブロック塀や門扉、カーポートなどを設置するときに発生する設置費です。
設置費は何を設置するかによって、求め方が変わります。

ブロック塀とフェンスは、数量に単価を乗ずることで求められるでしょう。
ただし、ブロック塀にデザイン性のある化粧ブロックを用いたり、外装材を塗って色や模様を付けたりすると、その分費用も変わってきます。
またフェンスについても、使用する素材やグレードによって単価が大きく変わります。
単価を正確に知るためには、これらを事前に把握しておく必要があるでしょう。

門柱や門扉は、作り方に様々な種類があるため、見積書の記載方法も多岐にわたります。
これまでの費用の算出方法がわかっている場合、内容は理解しやすいでしょう。
例えば、コンクリートブロックを積み重ねて門柱を作るとします。
このときの工程は、基礎工事・コンクリートブロックの積み上げ・仕上げ作業の3段階であり、これはブロック塀と同じということがわかるでしょう。

カーポートを設置する場合、地面の部分は土間コンクリートと同じように求められますが、屋根の部分は材料費や取り付け工事費などの別の費用がかかります。
見積書には、「取り付け工事一式」と書かれている場合があります。

*設計料と監理料について

デザインの高い外構工事を行いたい方は、追加で設計料や監理料を払う必要があります。
この費用は、総工事費の7〜10パーセントが目安と言われています。

*諸経費について

外構工事を行うときには、広告宣伝費や通信費、役所に提出する書面、図面の作成費などの諸経費がかかります。
この諸経費は、総工事費の10パーセントが目安です。
見積書には「諸経費」としか書かれていない場合が多いですが、総額の10パーセント程度であれば許容範囲です。
10パーセントを超える場合には、何の費用がかかるのか尋ねるようにしましょう。

□外構工事費の目安について

続いては、具体的な費用について説明をします。

まずは、玄関アプローチです。
玄関アプローチは最も安価なもので10万円程度かかると言われています。
しかし、費用の振れ幅が大きいのが特徴で、使用する素材や仕様によって大幅に高くなるでしょう。
毎日使う場所であるため、安全性を欠くほど費用を抑えすぎたり、デザイン性ばかり重視したりしないようにしましょう。

次は、カーポートです。
カーポートは車を何台置けるようにするかによって費用が変化します。
また、ポリカ屋根や折板屋根など、屋根の種類によっても費用が変わってくるでしょう。
比較的安価なポリカ屋根を付けた一般的なもので、1台用30〜3台用180万円程度がかかります。

最後は、門周りです。
門周りは使用する素材や仕様によって価格の変動が大きいでしょう。
自然石を貼ったり、外装材を塗ったり、照明を付けたりすることで費用は上がっていきます。
人目につくところであるため、こだわる方も多くいらっしゃるのが事実です。

□費用を抑える方法について

追加の工事次第で膨らんでいく外構工事の費用ですが、費用を抑えるコツがあります。
今回は3つ紹介します。

1つ目は、シンプルなデザインにすることです。
デザインにこだわりを持てば持つほど、費用はかかるでしょう。
なぜなら、デザイン費はもちろんのこと、材料費や人手、時間などが必要になるからです。
デザインに強いこだわりを持っていない場合、シンプルなデザインを心がけると良いでしょう。

2つ目は、必要な工事だけを行うことです。
外構の見積もりを確認すると、細かい追加工事による費用が多い場合があるでしょう。
これを防ぐためには、最初の工事を最低限必要なものに抑えることが大切です。
例としては、駐車場のカーポートを後から付け加える、最初は玄関アプローチの歩くところだけの工事にすることが挙げられます。

実際に住んでみて初めて、必要かどうかがわかる場合があります。
最初にまとめて行わないように意識しましょう。

3つ目は、自分でできるところはDIYを行うことです。
時間に余裕がある方は、簡単に取り掛かれる場所をDIYで作ると費用を抑えられます。
花壇や植栽などはDIYで行う方がいます。
ただし、安全性や専門性が問われる場所は業者に任せるようにしましょう。

□まとめ

今回は、外構工事の費用の内訳と費用を抑えるコツについて紹介しました。
見積もりに何が書かれているのか、おおよその費用がどれくらいなのかを知ることで、予算が立てやすくなったり、悪徳業者に騙されたりしなくなるでしょう。
多くの費用がかかる工事であるため、後悔しないように進めていきましょう。

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