外構工事をお考えの方へ!自治体の実施する補助金について解説します!

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外構工事をお考えの方へ!自治体の実施する補助金について解説します!

「外構工事を行う予定があるが、何が補助金制度の対象になるのかわからない」と悩みを持っている方はいませんか。
補助金をもらえる条件をクリアすることで費用を大幅に節約できる場合もあります。
そこで今回は、外構工事における補助金の対象について紹介します。

□補助金の対象となる外構工事について

まず初めに、補助金の対象となる外構工事の例を3つ紹介します。

*生垣助成金について

最近では、多くの自治体が生垣の設置に対して助成するようになりました。
その背景には「災害対策」と「街並みの美観形成・緑化推進」という目的があります。
災害対策については、地震が起きたときにブロック塀が倒れる被害を防ぐために、代替としての生垣を推奨しています。
また、生垣は火災が起きたときに燃え広がるのを防ぐ役割もあります。

補助金の対象か判断するときは、自治体のホームページや電話を通して確認するようにしましょう。
自治体によっては「更地に新規の生垣を作る場合に限る」「ブロック塀を生垣にする場合に限る」などの条件を課している場合があります。
上に書いたように、生垣の設置には街並みの美観形成という目的があり、隣家との目隠しを目的とした場合は対象から外れる場合が多いため注意が必要です。

*雨水タンクについて

平常時にも災害時にも役に立つ雨水タンクも補助金の対象となる場合が多いです。
雨水タンクを設置するメリットは、災害時の生活用水を確保するだけでなく、溜めた水を家庭菜園や草木の水やりとしてや打ち水として使用できることが挙げられます。

サイズは50〜1000リットルまでありますが、家庭用としては200〜500リットルの雨水タンクを購入すると良いでしょう。
補助金の対象となるサイズは自治体によって違いますが、容量を満たすだけで補助金が出る場合が多いです。
加えて、雨水を地面へと浸透させる雨水浸透ますという設備を設置することで、助成金が増える自治体もあります。

*屋上緑化や壁面緑化について

屋上緑化や壁面緑化を対象とした補助金制度が都市部において増えています。
目的は「街の景観づくり」や「ヒートアイランド現象の緩和」などがあります。
ただし、補助金をもらう条件が自治体によって大きく変わるため、注意しましょう。
グリーンカーテンの設置のみでも対象になる自治体がある一方で、敷地面積や緑化面積、植栽する植物が指定される自治体もあります。

□生垣について

先ほど紹介した補助金の対象に生垣の設置がありましたが、この先は生垣のみに焦点を当てて説明します。
まず初めに、生垣を設置する3つメリットについて見ていきましょう。

1つ目は、見た目が美しくなり、季節を感じられることです。
生垣は植物でできているため、圧迫感が少なく、見た目が美しくなります。
季節によって色を変える紅葉や金木犀を植えることで、四季折々の景色を楽しめるでしょう。
家の庭を緑あふれるものにしたい方には、人工塀ではなく生垣の設置がおすすめです。

2つ目は、外からの目隠しが自然にできることです。
生垣は隣家や道路との隔たりを自然に作るため、景観を壊すことなく目隠しできます。
生垣ではなく人工塀を使う場合、閉塞感や圧迫感を感じるかもしれません。
人工塀特有の冷たさや物寂しさをなくすためにも生垣の設置を検討しましょう。

3つ目は、防火・防風・防音の効果があることです。
家の周りに他の建物がない場合は自然災害の影響を大きく受けますが、生垣の設置によってその影響を小さくできます。
また、生い茂っている葉は外からの音を遮ると同時に、住宅内の音が外に出ていくのを防ぎます。
これまで何も外構に設置してこなかった方は試してみると良いでしょう。

以上のように生垣にはいくつものメリットがありますが、デメリットもあります。
デメリットとしては、伸びた枝葉が原因で隣家とトラブルになることや通行人の妨害になること、害虫が発生しやすいことなどが挙げられます。
デメリットで挙げられるものは、定期的な手入れをすることで防げる場合が多いです。
生垣を設置する場合は手入れを怠らないようにしましょう。

*生垣におすすめの樹種について

最後に、生垣におすすめの2つの樹種について、その特徴とともに紹介します。

1つ目は、イヌマキです。
イヌマキは枝を伸ばしながら細長い葉を密につけるため、遮蔽性に優れているのが特徴です。
日本の気候に合っており、メンテナンスに時間があまりかからないことも特徴として挙げられるでしょう。
3月、6月、9月に定植をして、形が乱れてきたら管理するようにしましょう。

2つ目は、レッドロビンです。
レッドロビンは、その名の通り、新芽が鮮烈な赤色であることが特徴です。
4月から5月にかけて芽が吹き始め、6月ごろには白い小花を咲かせるため、季節が感じられるでしょう。
この樹種は刈り込めば刈り込むほど枝が密になるため、年に数回の頻度で刈り込み、形を整えるだけで手入れは十分です。

□まとめ

今回は、補助金の対象になる外構工事と生垣の特徴について紹介しました。
補助金の対象となる条件は自治体によって大きく異なるため、行う予定の工事の条件を確認してから取り掛かるようにしましょう。
生垣を設置するときは、定期的に手入れしながら、綺麗な外観を保っていきましょう。

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