外構工事をご検討中の方の中には、工期の目安が分からないため、先の予定が立てられず困っているという方も多いのではないでしょうか。
こうしたお悩みは、大体の工期の目安を知っておくことで解決できるでしょう。
そこで今回は、外構工事の工期の目安に加え、工期が長引く原因についても解説します。
□外構工事を始めるまでの流れとは
外構工事を始めるにあたって、まず行っていただきたいのは、自分なりのプランや要望をまとめることです。
最近はインターネットでも簡単に情報を集められますよね。
さまざまな事例や外構の写真を見て、自分はどのような外構に仕上げたいのかなど、自分の理想の外構に近づけるためのプランや要望についてまとめておくと良いでしょう。
ある程度考えがまとめっていることで、その後の打ち合わせもスムーズに進められます。
当社の場合は、簡単なイメージだけでもお伝えいただければ、そのイメージを具現化するお手伝いをさせていただけます。
また、お困りごとがありましたら、ご相談だけでもお待ちしております。
お客様の要望やお悩み事にあわせて、最適なプランをご提案させていただけるでしょう。
この過程を行うにあたって、外構工事を行うまでに余裕がある場合は、どれだけ時間を使って考えていただいても構いません。
後悔しない外構にするためには、考えをまとめるのに少なくとも1カ月ほどはこうした時間を設けられると良いですね。
ある程度考えがまとまったら、続いては自分の要望を満たせるような専門の外構工事会社を探しましょう。
もし新築住宅の工事と同時に外構工事を行う場合は、住宅のバランスを踏まえた上で検討するためにも、早めに依頼先を決めるのがおすすめです。
依頼先が決まれば、続いてはプランや条件を確認して契約します。
契約までにかかる期間としては、プランの決定や資材の色、デザインの選定にかける時間によって人それぞれです。
また、契約を結ぶ際の注意点としては、工事代金や工期について書面上で明確に定めておくことが挙げられます。
これらが明記されていないと、後々トラブルに発展する可能性もあるため注意しましょう。
当社では、外構のデザインや見積もりの内容にご納得いただいたうえで、着工に向けてスタートいたします。
この際に気になる箇所があれば柔軟に対応させていただけるため、安心してご利用いただけるでしょう。
□外構工事の工期の目安とは
先程は、外構工事を始めるまでの流れについてご紹介しました。
続いては、実際に外構工事を行う際の工期の目安を施行内容ごとにご紹介します。
まずは、基礎工事となる土木工事やコンクリート工事にかかる日数についてです。
土木工事では主に重機で土を掘削し、余分な土砂を搬出する作業を行います。
これらの作業は大体半日から1日程度で終わりますが、施工範囲や重機が入れない場所ではさらに日数がかかる可能性もあるでしょう。
一方のコンクリート工事では、主に駐車スペースや庭、アプローチをコンクリートで平坦に仕上げる作業を行います。
コンクリートは確実に乾燥するまでに時間がかかるため、大体工事期間は3日から1週間弱かかるでしょう。
ただしコンクリートは雨に弱いという特徴があるため、天候が悪い場合にはさらに工事日数がかかる可能性もあります。
また、冬場の低温や積雪にも弱いため、雨季や冬季の外構工事は工事が遅れる可能性も踏まえたうえで検討するようにしましょう。
続いてはカーポートの工事にかかる日数についてです。
駐車場のカーポートは、シンプルなものの場合、おおよそ1日あれば設置できます。
ただし、床面をコンクリートで新しく舗装する場合には、先程ご紹介したコンクリート工事にもある程度の期間を要するため、それを踏まえたうえで工期を想定できると良いでしょう。
□工期が長引く原因とは
工期が遅れる要因としては、まず1つ目に天候不良が挙げられます。
そもそも外構工事は内装などの工事とは異なり、屋外での作業になるため、天候などの影響で工期が長引いてしまう可能性があります。
工事内容によっては、雨具を付けて行えるものもありますが、雨天では延期される作業が多いことも知っておきましょう。
工期が長引く要因の2つ目は、近隣への配慮です。
外構工事は室外の作業であることに加え、重機などを使用することも多いため、工事を行う際は騒音問題にならないよう十分に配慮する必要があります。
したがって、日中であっても早朝や遅い時間には作業できません。
このように、どうしても1日あたりの施工時間が制限されてしまうことから、予定よりも工期が長引いてしまう可能性も考えられるでしょう。
□まとめ
今回は、外構工事の流れや工期の目安、工期が長引く原因について解説しました。
外構工事は、工事内容や施工範囲、天候によってかかる日数が異なります。
ぜひ今回ご紹介した工期の目安をもとに、工程表や日々の天候を確認し、どれほど工期が遅れそうなのか大体を把握できると良いでしょう。