ウッドデッキが腐ってしまう原因とは?腐らないようにするためのポイントを紹介!

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ウッドデッキが腐ってしまう原因とは?腐らないようにするためのポイントを紹介!

ウッドデッキを設置する場所が木材を十分に乾燥できる環境ではない場合、湿気がたまり木材が腐る原因になります。
腐らないウッドデッキを作るためにはいくつかポイントがあります。
今回は、ポイントと合わせて腐る原因と代表的な木材についてご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□ウッドデッキが腐る原因とは

ウッドデッキが腐る原因は、3つあります。

1つ目の原因は、水です。
水捌けが悪い木材の場合、水分が浸透して木材が腐る原因になります。
一般的に、水がたまらないようにウッドデッキは勾配がつけられています。

しかし、勾配が緩いと水がたまってしまい木材に浸透してしまいます。

2つ目の原因は、湿気です。
ウッドデッキは外にさらされているため、湿気や雨にさらされています。
日当たりが悪いと湿気がたまり、木材がジメジメして腐りやすくなります。
木に含まれた水分を乾燥させるために、日当たりが良いところに設置することをおすすめします。

また、日当たりが良いことに加えて風通しが良いと、ウッドデッキを乾燥させて木材に湿気をためないようにできます。

3つ目の原因は、木材です。
耐久性の低い木材は基本的に腐りやすいです。
耐久性が低くても防腐塗装されている場合はある程度耐久性を高められますが、防腐塗装ができない箇所もあります。
完全に耐久性を高められないため、ウッドデッキに使用することはおすすめできません。

□ウッドデッキに用いられる代表的な木材について

先ほどご紹介した通り、ウッドデッキが腐る原因の1つに木材が挙げられます。
そのため、腐らないウッドデッキにするために、ウッドデッキに用いられる代表的な木材について知っておきましょう。

*天然木

天然木の魅力は、質感と風合いです。
触り心地や木目は、天然ならではといえる持ち味を発揮します。

天然木は、ソフトウッドとハードウッドに分けられます。

ソフトウッドは、針葉樹を用いた建材です。
柔らかいため加工しやすいですが、先ほどご紹介した通りウッドデッキには向いていません。
ソフトウッドを使用する場合は、防腐処置や定期的なメンテナンスを行いましょう。

ハードウッドは、広葉樹の木材です。
重圧感があり、腐りにくく害虫に強いというメリットを持ちます。
そのため、ウッドデッキに向いていると言えます。
耐久性が高く、メンテナンスの頻度はソフトウッドより少なくなります。

*樹脂木

樹脂木とは、人工木とも呼ばれます。
耐久性に優れていることがメリットとして挙げられます。
また、天然木に比べて劣化しにくいため、ひび割れやささくれの心配が少なくなります。

樹脂のみを用いている建材や樹脂と木粉を混合させた建材など商品によって異なります。
木粉の割合を変えることで、天然木に近づけたり人工木に近づけたりできます。

□腐らないウッドデッキを作るためのポイントについて

ここまで、ウッドデッキが腐る原因と代表的な木材についてご紹介しました。
最後に、腐らないウッドデッキを作るためのポイントをご紹介します。
ここまでご紹介したことを踏まえて3つのポイントを確認していきましょう。

1つ目は、晴れの日に作業することです。
先ほどご紹介した通り、木は湿気や水分を含むことで腐りやすくなります。
作業中に木の切り口に水分が入り込むと、腐る原因になります。

木が十分に乾燥していることが好条件なので、乾燥した状態で塗装と組み立てを完了させることが大切です。
塗装後3日間雨が降らなければ塗料を十分に乾かせます。
3日間晴れが続く日を確認しながらスケジュールを立てましょう。

2つ目は、耐久性が高い木材を選ぶことです。
腐らないウッドデッキにするためには、木材選びも大切です。
風合いや見た目だけではなく、耐久性もこだわりましょう。

腐りにくい木材としては、ハードウッドがおすすめです。
例えば、腐りにくく防カビ性能が強いヒバやヒノキが挙げられます。

また、日本は湿度の高い気候なので、日本の気候に対応した木材が最適です。

3つ目は、塗料を浸透タイプにすることです。
塗料には、浸透タイプと造膜タイプの2種類があります。

浸透タイプは、木に塗料を浸透させて木が腐るのを防ぐ効果があります。

一方で、造膜タイプは、木の表面に塗膜を塗ると木を保護する効果があります。
造膜タイプは表面のみの保護なので、腐るのを防ぐためには内側から保護する浸透タイプの方がおすすめと言えます。

ウッドデッキは外で雨風にさらされています。
そのため、風通しや日当たりが悪かったり水はけが悪かったりすると木に水分が含まれた状態が続くことになります。
塗料や木材選びだけではなく、日当たりや風通しが良い場所に設置することもおすすめです。

□まとめ

今回は、腐らないウッドデッキを作るためにウッドデッキが腐る原因や作る際のポイントについてご紹介しました。
腐らないようにするためには、木が乾燥した状態であることと日本の気候に対応した木材を選ぶことが大切です。
お困りの際は、当社までお気軽にご相談ください。

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